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2th Anniversary
Jewelry Classical Doll
誕生石

ギリシャ神話では天界の乙女コレーは、
柘榴たった４粒を食べたことによって、
王妃ペルセポネとして冥界にも君臨することになりました。
この柘榴石のドレスを着る貴方は、
光の世界と、闇の世界のどちらも愛し、
人生を豊かに輝かせる姫となるでしょう。

ギリシャ神話ではバッカスから葡萄酒を浴びせられ、
白い石英から葡萄酒色の宝石に変えられたのが、
神殿勤めの精霊アメシスト。
神の悪戯と深い懺悔の心から生まれた宝石です。
世界で一番美しい紫色の宝石のドレスを着る貴方にも、
バッカスの恵みが届きますように。

浜辺に打ち上げられた、
精霊セイレーンの「海の宝石」が藍玉。
海の色を纏って月の光で輝き出し、
心には潤いの水が流れ出します。
蝋燭の灯りの元で輝くことから「夜の女王」とも。
夜会の時にマリー・アントワネットが
愛用した宝石の一つです。
この服を着た貴方には、
昼と夜の煌めきが授けられることでしょう。

「おお、あめつちを充てる十力のめぐみわれらに下れ」。
宮沢賢治の物語で探し求められたこの「光の女王」は、
全ての生きとし生けるものを輝かせます。
紀元前3000年のカルデア王国の伝説では
「天が固まったもの」とも言われました。
この服が貴方の輝きを導き出し、
そしてさらに皆を照らし出して、
共に満ち足りた時間を過ごすことができますように。

美の女神ヴィーナスに捧げられる、
「愛」「美」「安らぎ」「英知」の石。
この服をまとったら、
ヴィーナスの輝きが貴方のもとに宿されることでしょう！
絶世の美女ともてはやされた
クレオパトラの緑のアイメイクもエメラルドの粉末です。
このドレスを着た貴方に、
美女達からの守護と祝福がありますように。

貝の中に入って取り出せなくなった異物を、
貝自らが分泌物の層を作って美しい珠に変えたのが真珠。
真珠が痛みを美しい宝石に変えるように、
悲しみを美しさと喜びに変える力が、
貴方の中に授かりますように。
「月の雫」「人魚の涙」とも呼ばれています。
純粋さと清らかさを讃えた宝石のドレスです。

炎と戦いの軍神マルスが宿るといわれる、紅玉。
不滅の炎を宿す「炎の石」「光を発する宝石」とも。
三つの剣から六条の光が輝き、
消えることのない深い愛情を示します。
このドレスを着た貴方は、
情熱を持って勝利への道へと導かれますように……。

橄欖石は、宇宙から降ってきた彗星のカケラ。
十字軍が欧州に持ち帰り
「十字軍のエメラルド」と名付けられました。
「夜のエメラルド」とも。
太陽の力がこめられているから、
夜の薄明かりのもとでもキラキラ輝くのです。
このドレスを着た貴方は昼も夜も
輝きを失うことがありません。

神の王国、また聖母マリアの象徴ともされたサファイア。
その昔欧州では枢機卿や司教が
この指輪をつけた指で人々に触れると、
病を癒すと言われました。
聖職者の他に身につけることを許されたのは王族だけ。
ロイヤルブルーと呼ばれる青はサファイアの色だとも。
このドレスを着る貴方が誇り高き姫となりますように……。

この地球上の鉱物の中で唯一電気を
帯びることが できる稀有な存在、「電気石」。
「色彩の魔術師」とも呼ばれ、
一つの石の中でもさまざまな色を合わせ持つのです。
そのなかでピンクトルマリンは
「愛の石」という意味を持ちます。
この服を着た貴方が、薔薇色の輝きに満ち満ちて、
彼や友達と一緒にいる時も
薔薇色の幸福に染まる時間を過ごせますように。

シェリー酒のように美しく、
「炎」「黄金に輝くもの」という意味も持つトパーズ。
かつてインドでは心臓の上に置けば 「美しさ」「知性」「力」が
得られると言われていたのだそう。
欧州では魔法やひとの怒りを
払いのける力があるとされていたとか。
美しく繊細でありながら強靭な力が、
このドレスを着た貴方に授かりますように！

1967年に宝石ブランドのティファニーが
「タンザナイトの夕暮れの空」を映し込んだ宝石として、
その名を付けました。
一つの石の中から高貴な紫に、透き通った青、緑。
いくつもの夕暮れの空の色が煌めきを放ちます。
このドレスを着た貴方に
「誇り高さ」「冷静」「神秘」の力が宿りますように！